2007-02-02

本当に質のいい大学を知ることは難しい

卒論出したし、大学もうすぐ卒業する。

大学に入って思ったのは、大学選びは運だってこと。

大学の質を検討する基準として受験生が利用できるのは、

くらいしか思いつかない。

今は個人での情報発信が発達してるし、2ちゃんでの口コミを利用する受験生もいるんだろうか。

それでも、大学の質ってのはブランド偏差値で決まるのではなく、自分の夢や興味とマッチするかで決まると思う。

だから、客観的なランクなんて、意味をなさないことが多い。

なぜこんなことを言うのかというと、僕は中堅大学で某学部学科に所属しているんだけど、その学科で学ぶ内容やカリキュラムが、どの学会に出てもハイレベル過ぎて通じないほどに最高峰なものだったからだ。

それを僕らは当たり前のように摂取してきた。中堅大学勉強だし、まあ中堅クラスの質なんだと思ってた。

でも、他大学と関わったときに、僕らが学んできたことが群を抜いていたことに驚く。

この学科が優秀な理由を専門的でない一般的な観点で紹介すると、


僕がこの大学を選んだのは、単純に成績と見比べてのこと。

だけど、入ってみたら、すごく質がよくて、しかもそれを感じさせない気持ちよさ・開放感がある。オタクっぽくドロドロしていない。

こんな大学の内実、高校のときに僕はたくさん調べたけれど、一切わからなかった。

だって、専門的な知識のなかった僕が、専門的にすぐれた学科について敏感に反応できるわけがないから。

勉強に意欲がなかったわけじゃないし、頑張って勉強しようと大学に望んだつもりだけれど、まさかトップクラスを引き当てるとは思ってなかった。

受験生には到底知ることのできない本当の大学情報高校教師にだって分からないと思う(自分の大学は別として)。

だから「運」だと言い切れる。もちろん、人それぞれいろんな大学の基準があるはず。資格をたくさん取れるとか、国際関係に強いとか。ただ、それにだって表面的でしかないことが多い。

本当に心から入って良かったと思える大学選び。そんなのは入ってみなくちゃ分からないんですね。

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