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はてなキーワード: 消費財とは

2009-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20090523190605

消費と効用と言う観点から述べれば

二次元女性は誰でも概ね同じ対価で手に入れられるのに対し

三次元女性はいわゆるモテない男性には対価がとても高い。

そうすると対価が効用に見合わないと言うことになる。

仮に友人Aにとっての三次元女性が良い消費財でも友人Bにとってはそうでないということがいくらでもありうる。

また、友人Bのような男性のほうが昨今は多い。

2009-05-20

不換紙幣制度下における基軸通貨国のメリット

は、借金をしても、金利よりも大きい比率で通貨を切り下げていく事が可能であり、マイナス金利を実現できるという点にある。

基軸通貨としての地位が安泰であれば、極端な話、定期的に貨幣の桁数を減らすデノミを繰り返してマイナス金利恩恵を受け続ける事が可能である。

秤量貨幣時代や兌換紙幣時代では、裏付けとなる貴金属の産出量が重要であったが、不換紙幣制度時代においては、貨幣は、それで手に入れられる消費財生産供給重要である。日米関係とは、基軸通貨国であるアメリカ借金の取り立て役を担う代わりにマイナス金利を享受し、日本工業生産商業を一手に引き受けるドルポンプ役を勤める体制であった。

この体制において、日本側はアメリカも合理的な思考をしているという前提で関係を維持してきたのであるが、米ドルの下落において、拒否反応が出てしまった。米ドル資産を保有している人にとって、米ドルの切り下げは資産の減少であり、マイナス金利を受け取れるメリットよりも、海外旅行をした時に、米ドル価値の下落を認識させられる事が我慢ならないという感情を優先するようになってしまったのである。

20年前に10ドルで済んだ支払いが、10年前は20ドルだった。今年は40ドルになっていて、きっと10年後には80ドルになっているだろうという時に、自国通貨の下落が、自尊心を傷付けるのである。

強いドルがmachismo的に解釈され、基軸通貨としての強さよりも、見た目である交換比率の強さ、すなわち米ドル高を望むようになってしまったのである。

庶民感情として、目に見えないマイナス金利利益よりも、交換価値が下落していく事の方が、はるかに重大に思えるのであろう。特に、国内での物価が安定的である場合には、この印象は強くなる。

アメリカは、グローバリゼーションから続いたmachismo的米ドル強化策によって、クレジットクランチを起こし、その後始末として、莫大な財政出動を行っている。にもかかわらず、雇用は回復しないし、クレジットカードの未収率は8%から10%以上という高い比率で推移している。5%の口銭で商売をしているクレジットカード業者にとって、未収率が8%あるということは、5%の口銭全てを当てても、まだ3%の不足が出るということで、不足分と人件費が、丸ごと赤字に計上されていくという状態にある。資本を食い潰している状態であり、増資によって穴を埋めなければ破産ということになってもおかしくないのである。そして、カード借金の支払いができない人がこれだけ居るわけで、この比率は増加傾向にあり、まだまだ底は深いという事になる。

財政支出の赤字は増税によって埋めなければならないが、失業者ばかりでは社会保障支出が増えるだけで、担税能力のある有業者が増えない限り、増税しても効果が無い。

この苦境を解決する手段として一番最初に思い浮かぶのは、昔に戻すという事だが、その為には、工業生産能力を集中する必要がある。グローバリゼーション世界中にばら撒いた工業生産能力破壊し、米ドル基軸通貨にする事に協力してくれる新しいドルポンプ役の所に集約するという行為である。クリントン政権中国にそれを期待していたようだが、見事に裏切られている。軍事的にやるという手段もあるし、投資技術開発を行って革新を発生させて技術生産能力的にやるという手段もある。しかし、たとえそれを実現したとしても、米ドル価値の低下を容認しない限り、同じ事を繰り返すだけとなるだろう。

インフレによって貨幣価値暴落させて借金を踏み倒すというのは、借り手と貸し手が同じ貨幣を使っている場合に成立する手段であり、外国為替市場がある状態では、インフレによって貨幣価値暴落させても、通貨の交換レートが同じペースで暴落したならば補正されてしまう為に、外国から借りたお金インフレによっても毀損されない。外国から借りたお金は、元本は返さなければならないが、金利実質的に踏み倒せる。それが、金利と同じペースで貨幣価値を下げていく事であり、それを実現する為には、貨幣価値が低下していっても基軸通貨としての流通を強制してくれる協力的な国家存在が必要になる。

通貨の下落の容認は、それ以外の全ての国家デノミを実施したのと同じ状況を作りだす事になる。この場合、借金の額は増えるが、基軸通貨としての地位が磐石であれば貨幣の切り下げが可能であり、金利よりも高い比率で貨幣価値の切り下げが可能であれば、結果的に、マイナス金利利益を得られるようになる。これ以上借金をしないようにし、可能な限り元本を返済していくという事も重要であるが、財政出動してしまった以上、ファイナンスは必要である。

日本の政治が混迷しているという認識があるようだが、日本の政治以上に混迷しているのが、アメリカが今後どうするつもりなのかという点である。グローバリゼーションの後始末を、どのようにつけるのかを示してくれないと、日本としては生暖かく見守るだけしかできないのである。

2009-01-25

かつて電気街

これらの図像は複製された異性または異性の複製。絵画が複製技術を得て写真画集になるなり、舞台芸術が中略映画になるなり、音楽が中略CDファイルになるなり、しばしば複製技術によって新たな分野が誕生したり大衆化したりということが起こるが、要するに価値を消尽するための消費財になったということで、例えば録音産業の没落などにそれは明らかだ。この地で起こっていることもまた、異性を複製可能と見なし、かつ消費財と見なすということであり、複製によって手に届きやすくなれば、マスターに用がないのは善悪ではない。店頭に溢れる図像の数々はその力強い宣言だろう。ところで宣言と言えば、間もなくマリネッティ未来主義創立宣言より記念すべき百年を迎えるが、恐らくここにいる大半の人々にとってそれはどうでもよく、複製物の爆発的増殖を素直に喜んでいる。

2008-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20080506190812

北欧のように、むしろ社会福祉を充実させるという方向(格差の解消)により、高い経済成長率を獲得している国々もある。

北欧が成長してるのは格差を小さくしてるのが原因かどうかが疑問。北欧規制がゆるかったり、法人税低かったり、北海油田とかの資源輸出国でもあったりするわけで。結局格差が大きかろうが小さかろうが一人当たりGDPを多くできるってことでは?

だからと言って、アメリカみたいな超大国やBRICS のような資源大国にモデルを求めてもいいのか、って話もあるし。

BRICS資源大国といえるのはロシアくらいでは?人口当たりの資源で見ればノルウェーとかのほうがよほど有利なんじゃないかと。

ってかさ、富の偏在が大きくなれば、多くの市場(日常的な消費財など)は縮小するんじゃないの。

それが事実なら格差の大きい国で経済成長が起きるはずないと思うんだけど。日本よりはるかに格差の大きい中国インドが日常的な消費財市場が育ってないかというとそんなことはないわけで。インド中国石油とかの資源輸出で成長してるわけでもないし。格差の大きさとその国の平均的な生活水準は別ってだけのことと思う。

anond:20080506174048

北欧のように、むしろ社会福祉を充実させるという方向(格差の解消)により、高い経済成長率を獲得している国々もある。

ただこれらの国々は日本に比較しても人口が圧倒的に少ない為、モデルにはなりにくいというする意見もあるが。

だからと言って、アメリカみたいな超大国やBRICS のような資源大国にモデルを求めてもいいのか、って話もあるし。

日本の場合、資源が少ないので、人材を大事にする方向でやったほうがいいんじゃないの?って気はするけど。

ってかさ、富の偏在が大きくなれば、多くの市場(日常的な消費財など)は縮小するんじゃないの。

2008-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20080404235055

>全体的に世の中から豊かさが減っているように感じる。

思うに、原因は大きく分けて3つ。

1.技術の進歩は、拡大路線のために主に使われたため、最終消費財価値/消費資源の比はむしろ悪くなっており、資源の供給がそれに追いついていない。

2.経済成長は富の集中を生みやすく、またその周囲でのみ過度に実入りのいい仕事(ただし、生産的とはかぎらない)が成立する。そして、富の集中度合いは下方硬直性がある。

3.この社会燃費悪化ゲームに参加する人間の数が増えている。

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