はてなキーワード: ドレステリアとは
まさかこんなにも色んなリアクションが見れるとは思わなかった。(叩きも含め)
読んでくれてありがとう。ちゃんと実話です。
ここで大雑把に言及されてることについてレス
・服について
多分良く言われる服オタの部類だと自分でも思う。
ドレステリア等を挙げたのは商品だけではなく、サービスも含めて好きだから。
服を売るだけじゃなく、自分に合うものを一緒に探そうとしてくれるから。
当然全てそれらの店で揃えられるお金は無いので、実際はアメアパやユニクロ、GAP、無印、古着等も利用してる。
一時期ファッションが楽しすぎて販売員のバイトまでしてしまったこともある。
・彼女について
向こうが惚れてきたんだけど、それに応えると決めたのは自分自身だったから
でも、どこかで自分が彼女に惚れてないのが伝わったのかもしれない。
このことは申し訳なく思うんだけど、惚れてない事実はどうしようもなかった。
・格ゲー
高校時代の通学路で娯楽がそれくらいしかなかった。
確かに逃避に近い感じはあったが、それでも楽しかった。
友達と一緒にやって互いの動きをチェックし合い、動きを変えていく
そんなことが服オタへ繋がったのかもしれない。
今でもKOF2002UMやエヌアイン完全世界等をたまにやってる。
・脱オタ
ブコメで指摘されてる通り、自分でも今の結果を考えると脱オタではないと思う。
行動の組み立ては「戦略立案⇒実行⇒修正」と中身はそんなオタの頃とそんなに変わってない。
他人の価値観で生きるのは楽しくないけど、手っ取り早く色々と吸収するには向いてると思う。
堂々と沢山失敗して突っ込まれまくったし、沢山のフィードバックを得られた。
オタである事にプライドなんてなかったし。
四年前位から僕は脱オタを目指してきた。
大学に入ったし、いっちょやってみるかといった感じ。
その当時はオタ趣味の当りが辛かったし、格ゲーが大好きな典型的キモオタだったから。
(高校時代は本当に辛かった。現状を打破したいという気持ちがあった。)
さすがに今のままではマズイだろうと感じ、色々変えることにした。
何よりも参考にしたのは「脱オタク恋愛庫」moteo氏のサイトだった。
http://www.geocities.jp/moteo2005/
当時は分からなかったが、今現在から振り返ると、
脱オタに必要な自意識や劣等感のケアと、実際に自信を付ける為の処方箋だったと思う。
そこをこのサイトは上手く補完してくれてたと思う、脱オタしてる時は勇気を貰った。
さて、実際の脱オタの軌跡は沢山の回り道と沢山の失敗だらけだった。
服装分野の最初は体型が細かったこともありサロン系から入るものの
(勿論沢山失敗している。その度に「styling report」
http://www.style-connection.net/report/を見て問題点を考え解決していった。)
バイトは「やるなら一番エグい所だろ!」と意気込んで、某大手のカフェで働いた。
当然、コミュ力も無いしダサい人間は人間として扱われなかったので辛かったがめげずに頑張った。
サークルにも入ったが、あのなんとも言えないヌルい揺り篭のような雰囲気に馴染めなかったので、そのうち行かなくなった。
(バイト先で駄目な所は駄目と行動から服装、髪型に至るまで具体的に女子から指摘されていたので、
それをされないと「陰口を言われてるんじゃないか」と当時は不安になった。
今思えばこの「女子から常に指摘された」お陰で今があると思う。感謝。)
二年になるくらいからふとした切っ掛けで彼女が出来た。
(授業で隣の席になり、課題を協力してやるようになり、終わったら一緒に飲んだりしたら、バレンタインに告られた。)
別に好きになったわけでも無かったが、彼女と付き合えてる自分を認識し自信を付けるには十分だった。
付き合うには服装は良く言われる脱オタレベルで十分だと思う、必要なのは相手の気を察知して引き出す力。
しかし、当時の自分は自分の感情を殺し相手の気持ちを察知する方に服装も行動も偏っていたのでもっと自然に生きたいと感じるようになっていた。
そこで、様々なショップを回り、古着や安い服で沢山失敗した経験を元に
ソコソコ値段のする「自分の着たい服」「自分に合う服」を買い集めるようになった。
districtやドレステリア、edition等に行くようになる。
自分が好きな物は「シンプル且つ華奢な自分に合う質の良いもの」だったのでこのラインナップになった。
そのうちドンドン服や自分のやりたいことに傾向するようになり、彼女とは別れたが寂しくは無かった。
(「彼女と付き合ってる自分」というのが無くなるのはちょっと痛かったが、自分を大切にするのは楽しかった。)
今ではこの服を着て誰とどこに行こうか、或いはどこどこに行きたいからこんな服が欲しいなと考えるだけで楽しい。
バイト先でも脱オタに気張ってた昔よりも「オサレさん」と言われるようになったし「イケメン」とも言われるようになった。
ついでに時間帯の責任者にもなった。(気が付いたらなってた。)
一番の変化は劣等感に突き動かされるのではなく、好奇心に突き動かされるようになったこと。
別に世間で言う「モテ」になりたかったわけじゃなかったし、毎日を以前よりは楽しめてる。
無理をせず好きな音楽聴いて、好きな服装や髪形して、気の合う人達と飲みに行ったりすることが本当に楽しい。
「自分のことを受け入れて欲しい!」という強い脅迫概念が無くなって
「自分の事を受け入れてくれたらいいな」という軽い気持ちになった。