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姉さん:結構年上。お堅い職業。MTFTS。
もともと、とあるボランティアサークルで知り合ったんだけど、たまに連絡ごとと雑談をメールやメッセでする以外は、姉さんの事は落ち着いた大人の男性としか思っていなかった。いつも物事を俯瞰して、議論が脱線しそうになったときや空中分解しそうになったとき、的確な意見をくれる。そんな存在。
一方私は、彼氏と一部の親しい友人くらいにカムアウトして、一時期そういう団体に所属して勉強会とか交流会に参加したりしてたことがあったけど、もう彼氏と付き合う前の事で、当時の友達ともほとんど縁がとぎれてしまっていた。
自分のセクシュアリティについての実感も薄らいでいて、「あー若い頃はそんなこと言った事があったなぁ」くらいの感じ。
それが、急に思い出すきっかけは某SNS。入ってみたら、当時のLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスセクシュアルの略)関係の知り合いが民族大移動か!っていうくらいに皆いて、少しづつだけど交流が戻ってきた。
そんな私のところに、友人から「パレード行かない?」と誘いが。
歩くのは抵抗があるけど、関連イベントのパーティーなら行く!と久しぶりにゲイナイト(正確にはGAYMIX)に参加したのが去年。
もう、ここが私のルーツだ、といっぺんで感動したね。絶対来年も来るんだ!!と熱い日記をSNSに更新してからあっという間に一年が。
その間に交流も増え、ボランティアつながりとギョーカイの人と、リアル友人がごっちゃになるカオスを呈してきた頃に、私がSNSの日記に
「スピリチュアル」を周りに薦めてくるやつの話。
大学の講義なんぞ聞いたこともなく、「女性自身」しか読んでないような下流なOLが、
ちょっと「泣ける」っていう要素を入れたスピリチュアル心理学を読んだ途端に目覚めて、
これはいい、これはいいと勧めまくってくるってだけの話じゃないのかな。
急に高尚さを求めだした的な。
カウンセリングや心理学を専攻している方面からの評判は聞いたことがない。
(あったらゼヒ紹介してください、読んでみます)
出来で言えば圧倒的に、カウンセリング・心理学>>>>>>泣けるスピリチュアルなんだが、
下流OLはカウンセリングや心理学などという高尚な学問に触れたことがないので、
泣けるスピリチュアルで満足している、と見ることが出来るのではないかな。
最近、泣けるスピリチュアルから派生した、「泣けるスピリチュアルじゃないカウンセリング」が話題になっているけど、
学問性を追求していることの現れなんじゃないかな。