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はてなキーワード: 疫学調査とは

2009-09-08

http://anond.hatelabo.jp/20090908011202

悪性新生物でも脳血管疾患でも心疾患でも、ついでにアルツハイマー認知症でも、疫学調査やると「緑黄色野菜リスク低下。魚介類でもリスク低下。肉食でリスク上昇」という結果ばかり出てしまうので。

ある特定のリスクは下がっても、他のリスクが上がってると思う。

動物性は悪、植物性は善

何ごともバランスでは?

これを極端にうたわれるから、元増田は金の臭いを感じるのだと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20090907234701

動物性は悪、植物性は善っていう論法は金の匂いがする。

これは論法ではなくて統計事実

悪性新生物でも脳血管疾患でも心疾患でも、ついでにアルツハイマー認知症でも、疫学調査やると「緑黄色野菜リスク低下。魚介類でもリスク低下。肉食でリスク上昇」という結果ばかり出てしまうので。

じゃあなぜ肉食が疾患リスクを増やしてしまうのかというと、いまそれを世界中でがんばって調べているところ。

ただ根拠はまったくないんだけど個人的に思っていることを言うと、おそらく根本的な原因は脂質の違い、そしてそれはたぶん体温の違いに由来しているんじゃないかな。変温動物である魚介類と、やはり恒温機能を持たない植物は、脂質が固形化してしまわないように融点の低い不飽和脂肪酸を多く持たざるを得ない。哺乳動物や鳥は恒温動物だから融点の高い飽和脂肪酸が主体でかまわない……と。不飽和脂肪酸の抗酸化機能はいろんなところで利いてきます。

でも、まだ人類はまだ人間栄養を完全には理解していない(点滴だけで全身状態を数週間単位で保てるような栄養剤って、まだ開発されてないんですよね)ので、本当に「野菜という栄養」とでも言うべき物質が実際に存在して、我々の知らないところで健康を支えてるのかもしれないです。

2008-09-03

コーヒー3杯で子宮体がん予防」って記事なんだけどさ

9月1日15時35分配信 産経新聞

 コーヒーを1日3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べ、子宮体がんになる危険度が約6割も低いとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が1日発表した。

 子宮体がんは、肥満糖尿病の人、女性ホルモンの働きの活発な人がなりやすいとされる。研究班の島津太一国立がんセンター研究員は「コーヒー血糖値を下げたり、女性ホルモンの働きを調整したりすることで危険度を下げているのではないか」と話している。

 調査は、岩手大阪など9府県の40??69歳の女性約5万4000人を平成2年から最長で15年追跡。この間に117人が子宮体がんと診断された。

 調査開始時にコーヒーを飲む習慣について聞き取り、量によって4つのグループに分けて関連を調べた。飲む頻度が週に2日以下というグループと比較すると、毎日1、2杯飲む人で約4割、毎日3杯以上飲む人では約6割、発症の危険度が低かった。


。。。。こういう記事が出るたびに思うんだけどさ、これって「履いている靴のサイズとスーパーで過ごす時間反比例する」並にズレテナイカ?

だって、コーヒーとガンの因果関係についての研究じゃないぞ。「統計的に連動してる(で、いいのかな?)」==「因果関係がある」じゃないぞ。

これ読んで「コーヒーさえ飲みゃ癌にならないんだな!」とか思う人だって出てくるかもしれないジャマイカ

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