はてなキーワード: テリトリーとは
自分の経験からだと、こんな傾向はある。
・もともとグループの中でも気の合ってた同士は、よく会う。
・物理的に会いやすい同士は、よく会う。(居住地が近い、買い物などの行動テリトリーが同じ、など)
・趣味が似てる同士は、よく会う。(一緒にイベント行ったり買い物行ったり。ネトゲやチャットは次の項目と合わせ技)
・気楽な通信手段を持っている同士は、会いやすい。(ケータイ、メール、IM、SNSやブログなど)
・環境が共通の者同士は会いやすい。例えば既婚と未婚、社会人と学生、など環境が異なると会いにくくなる。
なので、自分以外の人がちょくちょく会っていても、別にへこむことはないと思うよ。学校と違って、大人数で集まること自体が物理的に面倒になってくるものだし。
あと、自分から連絡をよこさない相手だと、「この子は過去の友人関係はだんだん減らしたいのかも」と思って、わざと連絡控えめにすることもあるよ。
きっと、ここから見える風景なら、どこへでも手を伸ばせばすぐ飛んでいける。
例えば、僕は、勉強もできないし、スポーツも出来ないし、女の子ともうまく話せない。それどころか友だちだってほとんどいない。だから仮に僕はのび太と名乗ろう。こんな僕にはぴったりの名前じゃないか。そうだろ?
この屋上で風に吹かれながら、風景を眺めながら、やっぱり、すぐ飛んでいけるなんてことはないんだって気付いた。冷静になればそんなの当たり前だけど。
そんな無力感を抱きながら、僕はそこでズボンを下ろし、自慰にふける。
校庭で遊んでる奴らを見下ろしながら、高揚してるんだ。
お前らなんかここから見るとゴミに見える、なんて毒づきながらホントは羨ましいななんて思ったりしながら。そうしては握り締めたその手を激しく動かし、奴らにぶっかけようとした。けれども、のび太から発射されたものは、屋上の手すりの先を飛び越えただけで、そのまま屋上の床にこぼれ落ちた。
のび太はその残骸を見つめると、また遠くに目線をやった。目線の先には大きな海が広がっていた。振り返ると、高い山がそびえ立っていた。
のび太は、この空を飛んでその先に行ってみたいと思った。
今の自分の知らない世界はどんな風になっているのだろう。今の自分じゃない、新しい自分になれるんじゃないか?
空を自由に飛びたいな。
初めてそれを目撃した時も、特別な驚きもなかったし、それほど嫌悪感もなかった。ああ、こんなところでもする人がいるんだな、という目の前の事実だけをそのまま言葉にしたような感想だけだった。
何故そういうふうに思ったのかと問われても、それは綾波レイが、そういう種類の人間だというそれだけのことだ。
ただ、この自分のテリトリーさえ犯されなければ、それだけで良かった。
綾波はいつも昼休みが始まるとすぐここに駆け上がった。立入禁止の屋上に続く扉を開けると、心地よい風が蒼い髪を揺らした。彼女はそのまま扉の隣にある梯子を使って、さらに上に登った。屋上の出入り口のために作られた、屋上のさらに、でっぱりの小部屋の小さな屋上。それが少女の居場所だった。
1畳ほどしかないそのスペースで横になって空を見上げると心が落ち着いてくるのだった。
あの日もそうやって空の雲の形に思いを馳せていた。突然、開くはずがない扉が開く音がした。
彼女は反射的に息を潜めながら、屋上を覗き込んだ。教師が私を探しに来たのか? 自分のテリトリーが失われてしまうのではないか、という不安で胸が張り裂けそうになった。しかし、そこにいたのは、少年だった。
少年は落ち着きなく辺りを見渡しながら、そこに座り込んで弁当を広げた。彼女はようやくホッとしてまた空を見上げた。自分の場所を侵すようなことはない、と思った。
しばらくして、また少年に目をやると、彼は立ち上がり、手すりに身を寄せながらまた落ち着かないような感じで辺りを視線を泳がせていた。
少女の胸は再び高鳴ったが、それはほんの一瞬の事で、少年が激しく手元を動かし始めた頃には、自然と口元に緩み、微笑んでしまった。彼女はその少年の後ろ姿をずっと見つめていた。少年は「あ、あ」と、僅かに声を上げると、お尻の両端がキュっとくぼむと今度は「ん……」と息を吐き出した。少年は手を動かすのをやめると、自分の足元をしばらく見つめたあと、腰まで落としたズボンのポケットの中のティッシュを不器用に探し回ったが、持っていなかったのかそれを諦め、尻を丸出しにしたまま弁当の置いてあるところまで戻り、それを包んでいたナプキンをはずすと、自分の股間をそれで拭いた。
それから綾波は、ここから見上げる空の風景を見るのと同じ心情で、少年のオナニーを眺めるようになった。少年はほぼ毎日やってきて、ほぼ毎日ズボンを下ろした。彼女もほぼ毎日、それを見ながら時に自分も自慰の真似事をしようとしたが、すぐにバカバカしくなってやめた。けれどもそれとは少し違う恍惚感を感じていた。
少年は大抵は立ったまま下を眺めながら、それをやるのが主だったが、時には横になったままだったり、座ったままだったり、あるいは、食事をしながらだったりもした。
そんな中、彼女が少し不満だったのは、彼の後ろ姿しか見ることが出来なかったことだ。別に彼の正面を、具体的に言えば性器自体を見たいという興味ではない。けれど、何か中途半端に秘密を握っているような、不安定な感じがして嫌だった。すべてを見ておきたい。そんな良く解らない勝手な想いが日を追うごとに募ってきていた。
その日ものび太はいつものように食事を摂ると、そのままぐったりと寝転がった。そしてそのまま空を見上げると、今まで感じたことのない感じがした。今までは周りの風景や、下に映る光景しか見ていなかったが、真上に広がる空を落ち着いて見上げたことはなかった。
仰向けのまま彼はズボンを下げ始めた。
綾波は久しぶりに胸の高鳴りを感じた。今までにない体勢で、少年のすべてが見えるアングルだった。初めての彼のその姿を見たときと同じ微笑みを浮かべた。
のび太は膝までズボンを下ろし、それを握り締めるとその手を動かし始めたが、少し物足りない感じがした。すると彼は何かを思いつき、ズボンを完全に脱ぐと、服も脱ぎ全裸になった。全裸になって一度、大の字に寝るとかつてない高揚感に包まれた。そして完全に勃起したものを激しく動かした。
綾波レイは思わず身を乗り出した。
その時。
のび太はその時、何があったかすぐに理解することが出来なかった。
彼女は自分の衝動を抑えることが出来なかったことを、すぐに激しく後悔した。
綾波は観念して、その場に立ち上がった。
のび太は呆然とその光景を見つめていた。金縛りにあったように全裸のまま動くことは出来なかった。今は自分が全裸であることに気を回せるほど冷静ではなかった。見上げた先のスカートが風に舞ったが、いつもなら、その奥を食い入るように凝視するはずの彼が、そこには見向きもせず、彼女の瞳だけしか目に入らなかった。視線をはずすと何か重大な何かが起きてしまうような気がしたのだ。
程なくして、綾波のほうから視線をはずした。すると、のび太を襲っていた金縛りも解けた。のび太は急に自分の今の姿が恥ずかしくなり慌てて手で隠した。
「どうするの?」
「え?」
「続ける? 服着る?」
というと、彼の服を手にした。
「あ、わ、ふ、フク、着る」
「そう」
彼女は少し落胆した感じがしたが、それを表情に出すことなく、そっと、服を手渡した。
のび太は慌てて服を身に着けた。綾波はその風景を見ながらまた少し微笑んだ。
「あ、あの、見て、見てたの?」
「ええ、ずっと」
「ず、ずっと? え! ずっと?」
「そう、ずっと」
彼女は悪戯っぽく口元を緩めた。
「な、なんで?」
「なんで? 貴方が急にここに来て、勝手にやってたからじゃない。私は前からここにいたのよ」
「じゃ、じゃあ、なにか……」
「なにか? 何か言えば良かったの? 私はどうすれば良かったの?」
彼女にそう問われて、のび太は返答に困った。確かにどう対処されれば良かったろう? そんな良い方法なんてないんだろう。のび太はしばらく考えた後、はっきりとした答えの出ないまま口を開いた。
「……笑ってくれれば」
「え?」
「笑えばいい……、と思うよ」
そして、その状況と同じことになっても、世の中のほとんどの男女はセックスしないと私は信じたい。
たしかにほとんどはしないで終るだろうが、男に全くその気がなかったとは思わない方がよい。男はちょっとした事でムラっとくる。ただ、それは普通表に出さないし、当然手も出さないだけだ。
多くの場合、その状況を楽しむ。テレビ、グラビア、道行く人の中。それは手が出せない、知らない、知られないと言う安心感の基における話だ。もう一つの場合は手が出せるという状況だ。恋人のかわいい笑顔、色っぽいしぐさ。
しかし手を出せる状況でありながら人として手を出すべきでない状況では楽しめない、と言うか不快だ。自分にへこむ事もある。まあ、大した事ではないが。
ただ、性欲旺盛な二十歳頃・深夜・頭脳労働による疲れ・達成感によるナチュラルハイは理性を弱める。ちょっと事故が起こればたちまち手を出しかねん。まあ、拒否されて我にかえって落ち込むのがおちだろうが。
ちなみに、誤解があるといけないので書いておくが、この時ムラっとくるのは「親密フラグ」によらない。主に視覚による。だから親密フラグが立ってる時間より視界に入ってる時間の方が、確率と言う意味で大事かも知れない。
恋愛において親密フラグは重要だが、親密フラグが立つと恋愛につながるわけではない。
思うに、親密フラグの立っている時間や回数は親密度とつながるが、恋愛か友情かはフラグが立つまでの過程が大事だろう。
親密フラグが立つ前に「女」を感じていれば恋愛にいくだろうが、尊敬だとか仕事仲間だとか人としての面をつよく感じていれば友情フラグが立つのではないだろうか?つまり、親密フラグに友情としての強さを感じるのだ。
ちなみに、女はより親密フラグを求めるのかも知れない。男は友人だからといってあまり手をつないだり組んだりはしないが、女は普通にやってる気がする。あと、団塊の世代以前はより求める気がする。握手したがる人、肩をたたく人、組みたがる人。仕事の相手として求める人もいる。顔を突き合わせなければ、呑みにでもいかなければ信用できない等々。
たしかに「親密フラグ」と「性的関係」が結び付かないのは未熟かも知れない。