20世紀後半、人類は滅亡の危機に瀕していた。
万一、核戦争が起これば人類は滅亡する。
多くの人がそう信じていた。
それなので多くの人は万一が起こらないように祈っていた。
21世紀、人類は滅亡の危機に瀕していた。
このまま何もしなければ、地球温暖化で人類は滅亡する。
多くの人がそれを信じていた。
そして少数の人はそんなことはないと信じることを拒否した。
多くの人は何かしようと焦って、何かしていた。
なお、万一、核戦争が起これば人類は滅亡するという危機もなくなったわけではない。
ただ万一の心配などしている場合ではなくなった。
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