なぜ、わたしの大切な人たちは、わたしより先にいなくなってしまうのだろう。
なぜ、もっとわたしに、わたしの道標や、わたしのあやまちや、わたしのおろかさを示してくれなかったのだろう。
「捨てうる限り捨てよう」
そう考えて、わたしはわたしのキャパシティーのままにすべてを捨ててきた。
そうしなければ生きてこられなかった。
それでもわたしには捨てられぬものがあまりにも多い。
だからわたしはいつでも、わたしの大切な人がいなくなってしまったときにはいつも、涙を流しながらもう一度まわりを見渡して大切なものを確認して、目の前の捨てられぬもののために生きていきたいと思う。
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