ああすればよかった、こうすればよかったの後悔は少ないと思っていた。
しかし、そもそもの話、自分で選べたはずの選択に気づきさえしなかったのではないか。
中学で選んだ部も、高校で選んだ部も、端的に言えば、私にとっては糞だった。
それでも、退部も転部も帰宅部も、選択肢としてはあったはずなのに、そこに思い至らず、
まるでそれが天命かのような諦念と共に耐え忍び続けたのは、今となっては後悔である。
選択に対する後悔でなく、選択に気付かなかった後悔である。
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