■私は祖母のことが好きではないと思っていた
しばらく祖母と同居していたのだが転勤が決まり、引っ越す事を伝えたら「寂しくなるね」と言われた。
その場は「年末年始に、またすぐ顔を出すよ」などと平静を装ったが、自室に戻って落ち着いた瞬間に泣いてしまった。
正直私は祖母のことがそんなに好きではないと思っていた。
同居生活が長くなりネガティブな部分も沢山見えていた。
でも、「寂しくなるね」の一言が嬉しかったのだ。
私はその時はじめて、自分が祖母に好かれていることが理解できたのだと思う。
「年末年始に、またすぐ顔を出すよ」が嘘にならないようにしよう。
これからも元気で長生きして欲しい。
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