時間に余裕があったので、近くを散歩した。
日は落ち外は涼しく過ごしやすい気温になっており、周りは若干薄暗く青みがある世界となっている。
この土地に来たのは数年前だ。
最初、来た時は土地勘もなく緊張して、ここに来たのを覚えている。
今では、ここも慣れしたしんだものだ。
初めて来た時のことが、懐かしく感じる。
町中にある鉄塔の光が点滅し存在感を放つ。
反対側には遠くに山が連なっている。
ふと空を見上げた。
雲が透明な膜のように空全体に薄く広がっており、いつもより空が広く感じられた。
虫の鳴き声が周りに響く。
心地よい綺麗な音だ。
周りの世界を堪能していると、綺麗な空気が胸の中を満たし、体が少し軽くなるような感覚を覚える。
ほんの少しの時間だったが、良い散歩をすることができた。
ツイートシェア