■何者にもなれなかった
自分が何者にもなれないということに折り合いをつけるというのが大人になるということで、自分はすっかり大人になったと思っていたけれど、やっぱり現実にそれを直視した時はちょっと凹んだりもする。そういうときは酒を飲みながらこういうどうでもいいことを考えて、考え疲れたら寝ることにしている。そうしてまた折り合いをつけて、折り合いをつける範囲が少しずつ広がっていく。これを人間的な成長と呼ぶことも出来るのかもしれないけど、何者にもなれないことが人間的な成長だなんて結構な皮肉だなと思う。おやすみなさい。
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