女性に生まれてはや四十年、痴漢に遭ったことがない。
喜ばしいことなのに、何故か時に肩身が狭い。
女性はみんな、という主語で語られる物語に、私はしばしば含まれない。
痴漢に遭ったことがないせいで、私が女性に含まれない。
理不尽である。
私も女性に含まれたい。
どうすればいいか。
みんな痴漢に遭ったことがなくなればいいのではないか。
悪くない考えだ。
痴漢に滅んでほしい。
私が女性になるために。
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