2021-02-15

anond:20210215080929

鉄板の上で焦げて灰になるまで焼かれたたい焼きくんは、気づくとまだ海を泳ぐ生きた鯛だった頃の姿に戻っていた。

だがすぐにおじさんの手が伸びてきてたい焼きくんの皮を剥がし、骨を抜き、内臓をもぎ取ってあんこを詰めるのだ。

最後にまがいものの皮を被せられたたい焼きくんは、すぐにまた鉄板の上で焼かれて地獄の苦しみを味わうことになる。

たい焼きくんには死の安らぎすら許されない。

今日も犯した罪の重さに咽び泣くたい焼きくんの悲鳴メロディにして、おじさんは嘲笑って歌うのだ。

毎日毎日ぼくらは鉄板の〜っとくらぁ」

記事への反応 -
  • 僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ

    • たい焼き君は何日焼かれてるんですかね… 賞味期限とか大丈夫なのか 何日も売れないようなたい焼き屋でおじさんの収入は大丈夫なのか

      • 鉄板の上で焦げて灰になるまで焼かれたたい焼きくんは、気づくとまだ海を泳ぐ生きた鯛だった頃の姿に戻っていた。 だがすぐにおじさんの手が伸びてきてたい焼きくんの皮を剥がし、...

      • おじさんは不動産経営して収入は確保しつつ、インデックス投資と暗号通貨で増やして十分な資産がある。趣味でたい焼きを焼いているだけなので心配御無用。むしろおじさんはまだ働...

      • あれは公害時代の海では消毒できないだろー、 という世相を皮肉った歌、だからヒットした

        • 今日もサラリーマンは鉄板の上で焼かれるような苦痛を味わうために仕事をするのですね。

    • 小学生のキムタク君は凧揚げと鯛焼きが大好き! すると銀だこが言いました、 『・・・石川五ェ門は釜茹での刑に処されたが、正確には油で揚げられたんタコ!』 お し ま い

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