千尋ら家族は、廃墟?を抜けて異世界に逝くじゃん?
そのシーンを観てると、いつも川端康成の『雪国』を思い出すんよ。
国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった
日本人、あるいは世界中の人たちかもしれんが、トンネルとかそういうものを潜り抜けると異世界に行く、という構造の物語を好きなのかもしれんな。
いや、もちろん雪国のほうは異世界ではないんやけど。
ところで、『雪国』の二文目は、夜の底が白くなったという文章なんだが、これ、ほんまにすごいと思うわ。
夜の底、白い。もうパッとこの情景がイメージできるもんな。すごい表現や。
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