2020-02-01

あの娘ぼくが世界を滅ぼしたらどんな顔するだろう

故郷の村は遠く燻り 鼻にひりつく硝煙の香り

かに生き残った人類は、魔物喜劇と成り果てている

あともう15分で この街ともお別れしなくちゃ

あの娘ぼくが世界を滅ぼしたらどんな顔するだろう



誰もがもう諦めて顔を伏せるけど そんなことお構いなしに

汗で上気した顔 唱える呪文はまるで謡うイルカの様で

最期の瞬間 やっとまじまじ見つめられた

あの娘ぼくが世界を滅ぼしたらそんな顔してくれるんだ

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