非実在の義理の親族と、性的接触こそないものの、お互いの手を隠れて撫で合うような関係になってしまう。
年下の彼女が感情を剥き出して息子に義を説く姿に、息を飲む。彼女の息子と同じようにほうけた顔で見入った。
眉の間による谷間、年の割に使い込んだ目尻の皺、それを隠すように顎先まで垂れる一筋の髪の束、少女のように豊かな表情の耳とピアス穴。
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