長距離走の授業の時の話。
2人1組になって校庭を5周する。
私が走っている時、友人は何周走ったか計測していてくれた。
5周目も終盤に差し掛かった時、先にゴールした人達がペアの人とタイムを確認しているのが見えた。
しかしゴールをした瞬間、
まだ4周しかしていないのかもしれない、私は足が遅いから周回遅れなのかもしれない、という思いが強くなり、私は1人校庭を走り続けた。
6周目を走り終えたあと、友人が「どうして6周目を走ってたの?笑」と言ってきた。
気づいていたのなら声をかけてくれればいいのに…。
その友人とは中学校以来連絡を取っていない。
1人で校庭を走っていた時の眺めをたまに思いだす。
どうして言ってくれなかったんだろう…。
私嫌われてたのかな…。