奈良少年刑務所には受刑者向けの花見、『観桜会』がある。
桜を愛でながら余興をし、特別弁当を食べる会だそうだ。
今日がその日で、音楽療法で演奏しているらしいポップスが聞こえてきた。
通常、一般の人は受刑者のいるところには行けないが、私はたまたま入る用事があり、ついでに、と、刑務所内の桜の巨木を見せてもらえた。
枝振りもよく、幹には苔が生えており、散りはじめの趣だった。
所内見学ができるのは9月のバザーの時なので、この桜の花を見る人は限られているんだなぁ、としみじみと思った。
受刑者は桜よりお弁当、らしいけれど。
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