■私の話
私の友達は、私のつまらないを話を聞いて
「それってこうじゃないの？」って
言ってくれる。
こうでしょって決めつけるわけじゃなくて、
上手に、そのときあなたはこう思ったんじゃないかなって。問いただしてくれる。
ああ、言われてみれば、そう思う瞬間はあった。
ただ、その後のできごとに流されて気づかなかったけれど。
そうすると、わたしのつまらない話が、自分にとって大事なものになる。
そうか、私は、本当はあのときこうされたから嬉しかった、いやだった、
自分が知らない自分がいて、びっくりしたり、妙に誇らしくなるときもある。
もし将来の伴侶がこんな人だったら、わたしはきっとものすごく助かるんだろうなーと思った。
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