自分の知らないところで、自分のことを好きな人がいるという事象が、滅多に起こらないためからかもしれないが、自分は苦手だったんだと気が付いた。
自分のことを好きらしいという話を聞くと
「振るときは自分に想いを残さないように、手ひどく振った方が親切だろう」
などと考えていた。一方では
「体がいくつかあれば全員と付き合えるのに」
とも思っていた。
自分の想いがかなわないというのは、まあ自分のことだから耐えられるし、良いのだけれど、
他人がこの想いをしていて、しかもその原因が自分だとなると、それはしんどいだろうと思ってしまう。
でも年をとった今考えると、そういうかなわぬ想いをずーっと持ってた期間というのは恐らく良い思い出で、
手ひどく振ることも、体がいくつかあって付き合うこともなくて、良かったなとも思う。
人を振る事ほど嫌なものはない。 自分の事を好いてくれる人がいて、 一回くらいセックスしても良いかなって思うんだけど、 一層振るのが面倒になりそうだから、何もしない。 それ...
なら付き合えばよい