2012-12-27

例えば、

野菜を食べる」ことと「収入」には相関がある。

野菜を多く食べる家庭は収入が多く、野菜をあまり食べない家庭は収入が少ない。

どういうことか。

考えられるのは、3つ。

1.「野菜を食べる」が原因で、「収入」が結果。

野菜を多く食べる人は健康で頭もよく働く。

から、多く稼ぐことができるようになる。

逆もまた言える。

2.「収入」が原因で、「野菜を食べる」が結果。

収入が多いと食費に贅沢ができる。

から副菜である野菜にまでお金をかけられる。

逆もまた言える。

3.「なにか」が原因で、「野菜を食べる」と「収入」が結果。

例えば、「いろんなことに規律正しい性格」が原因。

食事にも気を配り、仕事にも気を配れる人。

から野菜も食べ、稼ぎもいい。

逆もまた言える。

どれが正しいのか、どうやって分かるだろう?

  • 「分かる」のは原理的に不可能。 統計学は基本的に「モデルに当てはまるかどうか」しか言えないのであって、「モデルが正しいかどうか」を証明することはできない。 そこは人間が蓋...

  • 野菜を多く食べられるのは食生活を柔軟に変化させられるからだろう

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