■あのころに戻りたい、というわけではない
やり直したいことは一杯ある。
でも、もう遅いってことはわかってる。
人をたくさん傷つけて、自分も傷ついた。
幸せだったけど辛くもあったあの時、何にでもなれる気がした。
だけど今は違う。
過去の自分に顔向けできない。
あまりにつまらない人間になってしまった。
だから僕は、あの日の僕の夢を叶えたい。
過去の自分や故郷とちゃんと握手できるような。
ノスタルジーではない、誇りと感謝を以てそれらと向き合える、偉大な人間になりたい。
あの頃に戻りたい、というわけではない。
僕はただ過去の自分を救ってやりたい。
「お前は生まれてきてよかったんだ」って
そう言ってやりたい。
ツイートシェア