いつでも窮屈で
息苦しくて
緩やかに死んでいく世界で
僕は外の世界に何があるのか知らなくて
外の世界は僕の事なんて知らなくて
だから自分の世界から出なくても良くて
閉じこもっている内は安心で
でも、たまに聞こえてくる雨音や風や鳥の囀りや
子どものはしゃぐ声や、恋人が喧嘩する声や、学生が笑いあう声や
足音や、悲しみに暮れる声や、手を叩く音や、叫ぶ声が
少しだけ、その姿を見せたくさせるのです
Permalink | 記事への反応(0) | 10:13
ツイートシェア