■繋がり
知り合いといつでもつながっていられる繋がり。
友人、後輩、先輩と繋がりを増やして、相手の近況を知り、配信していた。
相手のことも知り、自分のことも知ってもらえると思った。
ところが、つながりが増えれば増えるほどに自分の気持ちを書けなくなった。
それどころか、自分ではなく繋がりに見せるための自分を演じるようになっていた。
いつしか繋がりの近況を確認し続ける自分がいた。
繋がりを広げることで自分は孤独ではないと感じていたのに
繋がれば繋がるほど孤独に敏感になり
敏感になればなるほど、孤独に敏感では無いと思わせる自分がいる。
依存したくなかったから、気持ちをそのまま書いてみたかった。
でも、これも誰かに見てもらいたいという気持ちがあるから。
誰にも見せない紙に書けばいいのに。
ぐるぐる。
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