つうかさっきからこの話でてるけどさあ。
音楽って言ったらメジャー芸術でさ、若い子とか厨二とかさ、みんな音楽大好きじゃん。
飯食うときすら、不愉快な自分の咀嚼音を聞いてまでイヤホンつけてるやついるじゃん、食堂とかで。
周囲や自分の危険も省みずに音楽聴きながら自転車乗ってるやつもいるじゃん。
それくらい、音楽ってみんなに愛されてるわけよ。
不思議なくらい、美術や言語芸術には興味ないけど、音楽は好きですって人が多いのよ。
まあ、ニコ動に載せるような音楽やJ-POPは芸術じゃなくてサブカルと呼ぶのがふさわしいのかもしれないけど。
マイナー芸術をやっている俺からすると、メジャー芸術の受け入れられ方がうらやましくてならない。
それなのに、ニコ動で自分の音楽作品を載せて、それがアレンジされることに不快感を示すってのは、どうなんだろう?
少なくとも一度は聴いて、思うところがあったからアレンジして転載するわけでしょ?
それってさ、作品への感想をもらうことよりも嬉しいことじゃない。
目にとめてくれた先生が二言三言言ってくれるだけの世界だもん。
俺のやっている作品を見て、ああいいなって思って改変したものがどこかに発表されていたら、やっぱり嬉しい。
そして、自分のセンスとその人のセンスの差が面白いと思うし、ああこういう着眼点を次から取り入れてもいいなって思える。
なのに、今回のボカロから歌ってみましたへの批判って、ニコ動にどれだけ助けられて、音楽がどれだけメジャー芸術で、っていう土台を考慮してない身勝手だよね。
現状への感謝が足りないと思うし、奢ってるように見える。
発表するためにニコ動に頼っている部分がどれだけあるか感謝すべきでしょう。
と同時に、アレンジした側は、引用を明記すべきであって、それはマナーでしょう。
でも元ネタの動画にリンク貼ってるケースは多いし、曲名が一緒ならそれは出展を明記していることと同義なので、だいたいは守られているような気もする。
結局言いたいこととしては、どちらの立場の人もいるからパイが大きいわけで、どっちかがどっちかを批判するようになったらパイは小さくなってしまう。