2010-11-30

ホットココア社長日記について

つい最近M&AによってEXITした経営者です

気になる記事があったのでコメントします。

http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51561151.html

会社目的利益の最大化」

これはサラリーマンであったり投資家からの視点だ。

こんな言葉に振り回されてはいけない。

100%オーナー社長であれば、利益なんて出なくてもいい。

会社キャッシュが回るならば、赤字でも存続できる。

会社を存続させること」も目的はなり得ない。

それは人にとって「健康であること」が人生の目的になり得ないのと同じ。

「今一緒に働いているメンバーが何をしたいかを考えるべき」

社員のやりたいことを目的にしてはいけない。「誰の」会社だい?

社員バクチを打って失敗しても、そのケツ持ちをやるというのかい

はっきりいって、社員は君の会社がなくなっても転職先など

たくさんある。でも借金を抱えた社長はそうではないだろう?

そんなリスク社員に負わせること自体が「無責任」だ。

もちろんフェーズによって、社員の自発性を高めていくべきだが

現時点での会社規模では、社員の意向を汲むことは必ずしも

お互いにとってハッピーはならないだろう。

社員社長では見える景色が違う。この違いを乗り越えようと

努力することは美しいけれど、そんなことをしている暇があるのかい

社長は待っていても何もミッションを与えられない」

この「設計図を描く」という仕事が一番重要

これが明確化されない状態では、どんな利益

産み出しても、社長にとっては「意味がない」。

※安心してほしい社長にとって意味がなくても

 社員にとっては給料をもらえる限り意味がある。

ただ、いま君が本当にやりたいことがない状態で

経営しているとしても、会社をすぐに手放した

やめたりしなければいけない訳ではない。

いま相当頭が硬くなっているだろうし

視野もすごく狭くなっていると思う。

頭が硬くなっているならば、柔らかくすればいい。

一番良いのは組織から完全に離れることだけれども

そこまでしなくても、2週間くらいの休憩をとれば

頭を柔らかくすることだって出来るかもしれない。

ブログに近況を書いたおかげで、スタッフ社長

苦しんでいることが分かっただろう。

あとは、「休憩」が「社長仕事」に必須なものだと

スタッフに理解してもらえるよう説得すべきである

少なくとも社長自身が現状の仕事に対して愛情をもって

熱中出来ていない状況は、半年後に会社全体の業績に現れてくる。

スタッフを路頭に迷わせたくないのであれば

早めに休憩をとることをおすすめします。頑張ってください。

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