2010-08-31

息子のこと

息子がADHDと診断されてからそろそろ1年が経つ。

息子さん大丈夫ですか?と始めて言われたのは幼稚園の入園あたりからか。

言葉は遅く喃語を話して会話できているように振る舞うパンツにうんちをしても気に留めない。

障害?ということを考えなかった訳ではないが、個性的なだけかな、と自分に言い聞かせた。

直に言葉も出て来て、オムツも外れ、所作が年相応(周りから見たら1年遅れくらい?幼児なら誤差範囲か)になってきたあたりから

息子の奇行が目立つようになってきた。このころは相当、躾や教育について、周りから善意アドバイス、指導を多数もらった。子育ての自信喪失以外なんの役にも立たなかったけど。

小学校に上がり、1年たち2年たった。

教室からの飛び出し、級友と話がかみ合わない。すぐに手が出る。話を聞かない。

トラブルが絶えず、何度となく学校へ呼び出され、スクールカウンセラー、養護の先生、担任、副校長校長とに薦められ、病院へ行くこととなった。

MRI血液検査、WISC-3他、様々な検査をへて、「おそらくADHDでしょう」と言い渡された。

診断を受けた直後は、軽い絶望と、自分らの子育てが悪かったわけではないという安堵。

投薬が始まった。

でも。

何かが変わっているとは思えない。

息子の奇行は変わらないし、むしろ、周りのこの精神的な成長が順調な分、幼さが際立ってくる。

(続く)

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