2、枕営業しない
3、汚い言葉を使わない
→ニコ動の「仕事を選べないミク」タグに代表されるように、権利関係がオープンなアイドルは作成者によってはイメージを崩すとんでもない言動を行わせる事ができてしまう。これを防ぐためには、現在のアイドル事務所のように権利関係をガチガチに固めておく必要がある。するとどうなるかというと、そのバーチャルアイドルの放映権を巡っての競争が始まる。この競争の度が過ぎれば、作成者やマネージャによる枕営業ということも考えられる。結局のところ、アイドル本人が枕営業をしなくなった分、周りのリアルな人間たちがその代わりを行うようになるだけである。もっとも、アイドルそのものが枕営業をしない(できない)ことに大きな意義があるという考え方は分かる。
1、出演料が安い
初期パラメータを設定して、コンピュータに演算させれば自動でコンテンツを作ってくれるようにならない限り、バーチャルアイドルを動かし、喋らせる作成者は必要になる。そして、現状を見れば分かるように、漫画家や映画監督といった作成者が受け取る対価は、その作成物に人気があるほど高騰する。また、バーチャルアイドルを業務として実社会で活動させるには、前項のような権利関係を処理するための事務所も必要になる。そう考えると、アイドルそのものに支払われる料金が安くなっても、その周りの人間に対する支払に回されるだけではないだろうか。
5、歳をとらない
→これはメリットだろうか?自分が10代の頃に夢中になったアイドルが、自分が30代、50代になっても未だにその当時の外見のまま活動している姿を見て、はたして心穏やかでいられるだろうか?少なくとも、自分の両親がTVでなつかしのアイドルをみて、「ああ、年取ったなあ」と言っているとき、(あんなおじさん/おばさんになってショックだなあ)と残念に思っている反面、(ああ、彼ら/彼女らも自分達と同じく年を取っているんだなあ)というある種の一体感、安堵を感じているように見える。バーチャルアイドルはオプションでそういったモデルも見ることができるだろうが、それはあくまでもオプションである。はたしてそこに、リアルに加齢するアイドルに感じる一体感や安堵は生じるだろうか?
批判的なことばかり書いてしまったけど、自分的にはバーチャルアイドルは面白そうだと思う。タモリさんと初音ミクが笑っていいともとかMusic Stationでトークする企画があったら、ぜひ見てみたい。
人間って生き物は色々と面倒だ。 病気にはなる、情緒不安定だと仕事に支障が生じる、他人を妬む・・ 色々と面倒なことが多い。 普通に暮らしてる人間は、まぁそれでもいいだろう。...
バーチャルアイドルに関していくつか、疑問・反論。 2、枕営業しない 3、汚い言葉を使わない →ニコ動の「仕事を選べないミク」タグに代表されるように、権利関係がオープンなア...