あ、どもども元増田です。増田で自分語りをするのは難しくて、自分がブログやネットラジオ等で物を言うときと違って「読んでもらう側」に自分という情報が当然一切何もない状態で、でもある程度、その話にとって必要なバックボーンは説明した方はいいんだろうけど⇔そうすると文章が冗長になる。その辺のバランスでいつも悩みます。
ということでここにはいわゆる蛇足の足の部分を、一応。
・両親は離別です。自分が小学校から中学校に上がる時に離婚しました。ただその理由がちょっと厄介で、父親が内緒で借金を作って(ただこれも元は父親の故郷の親友とやらが蒸発したせいでウチに飛んできた借金なんですけど)、その名義を仕事上厄介になるから自分にしたくないからって妻(オカンですね)の名義で新しく金を借りて元の借金を返した。それを誰にも相談せず、結局新しい方の借金が膨れ上がって焦げ付いてから家族ないしは親類にバレた。怒った母親は離婚した。その時に親類は飛び火を恐れて、みんなウチと縁を切った。といういきさつがあります。なので親類からの援助というのはほぼ受けていません。家とかも借金のカタで全部飛んで行ったので、財産はゼロで普通にマンションをその時に新しく借りてのスタートでした。いわゆるホームはギリギリある中学生状態ですね。
・ただ、母親の仕事は(これもややこしいんだけど)そんないきさつを知った父親の仕事の繋がりの人から、できるだけ良い待遇での斡旋があったはずなので何一つ援助やコネ的なものがなかったというとウソになると思います。
・あとは給料の他に教育ローンとか奨学金とかをフル活用して(おかげで今メッチャ返してます;)、あと生命保険とかを積み立てては崩して、のアクロバット財政でどうにか切り抜けていたようです。あと俺が中一の頃から新聞配っててその給料も小遣い分だけ差っ引いてほぼ家計に回ってたし。「ウチは金がない」はよく言ってました。ブコメで言われているような「貧乏の苦労を見せなかったのが素晴らしい」という事は。。。ありません。w
でも言う割に貧乏で苦労した記憶がないのも確かなんですよ。別にご飯に醤油かけて生き延びてたわけでもないし。みんなの前で貧乏で恥かいた経験もさほどないし。まあ車もないし外食とかレジャーや旅行の記憶もないけど、別にそれは無いと死ぬものでもないしっていう。そこの絶妙さはあったと思います。削れるものは徹底的にそぎ落としてたような。で、そこの部分を今頃俺が大人になって、ときどき何かの機会に味わって「これ贅沢だなー」って思ってるような。
っと、この辺の情報もさりげに盛り込めれば、前のエントリももうちょっとディテールあるものになってたんだろうけど、やっぱり自分でいちいちこの辺を書いてると、どんどん不幸自慢乙の方向にしか行かないような気がして。
で、どんどん要らないと思った情報を切り落としていったのがアレだったりします。でもそれでずいぶん誤解もされてるみたいだけど、まあそれは仕方がない!だってここ増田だし!みたいな方向で、ひとつ。