2009-08-08

これってとんでもねえ事じゃないか?

民主官僚人事見直しへ…成果と評価を直結

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090808-OYT1T00013.htm

 民主党は7日、衆院選政権を獲得した場合、政治主導の政策決定を進め、官僚責任を明確化するため、国家公務員の人事評価制度を大幅に見直す方針を固めた。

 個々の政策を立案・遂行した官僚を記録する「政策背番号制」を導入し、政策の成否を昇進や降格に結びつける案を軸に検討する。

 「政策背番号制」は、各省が実施する政策に、どの担当者が関与したかを記録する制度だ。

 当面、課長以上を対象とする方向で、予算編成時に、政策ごとに関与した幹部に署名させるなどの方法で、個別の責任を明確にする。その後、政策が成果を上げたり、予算節約につながったりすれば昇進させ、逆に失敗すれば降格させる考えだ。

 中央省庁ではこれまで、省内の不祥事責任をとって次官が辞任するようなケースはあったが、政策の成否の責任を個々の官僚が負う仕組みにはなっていない。組織全体で仕事をすることを前提に、幹部は2年程度でポストを移動するため、政策の成否が明確になるころには、関連部署にいないことも多い。

 また、降格は現在国家公務員法でも可能だが、評価基準が不明確なこともあり、実際の適用は少ない。

 民主党は、年金の記録漏れ問題などでも、担当者の記録を残さなかったことが「無責任体質」を生んだと見ている。政策評価と人事評価を直結させることで、信賞必罰の適切な人事が可能になるとしており、新たな財源の捻出(ねんしゅつ)にもつなげたい考えだ。

 同時に、国家公務員の弁償責任を定めた予算執行職員責任法の改正も視野に入れている。「故意または重大な過失によって国に損害を与えたとき」とする規定を「故意または過失」とし、弁償の範囲を広げることを検討する方針だ。

2009年8月8日03時10分 読売新聞

官僚が政策の責任取らされるんなら政治家必要なくね?

  • 現実問題として、この改革進めるなら、 (1)実務レベルでは、くだらない案件まで全て「上位の判断・判子」あるいは「政治家の判子」を求めにいくことになり、機能不全に。 (2)成果を判...

    • gokiburiらは目の前にいる人の救済より、尊い犠牲を好むから。

    • 官僚にとって、政策を作らない事が唯一の防衛手段になりそうだな。 あるいは「評価基準」とか「誰が評価するのか?(なれ合い評価になるんじゃないか?)」とかで有名無実化するだろ...

      • それどころか、「絶対に評価が落ちない政策」ばかりに群がって「誰もやりたがらない(しかしとても重要な)政策」が店ざらしになる可能性もある。

  • いいんじゃないの? 降格ったって公務員。首になるわけでも生活困るわけでもない。 政治家の場合、落選したら無職だからぜんぜん違うだろ。

  • というか「政治家主導」とか「官僚支配の打破」とかぶち上げてるんだから権限同様に責任も官僚から奪い取らなきゃおかしいだろ。 その時の与党に都合の良い政策ばっかり仕込む官僚...

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