●幼児的万能感
「万能感(Feeling of omnipotence)」でジークムンド・フロイトが「思考の全能」として示したもの。その後1913年にシャーンドル・フィレンフィによって発表された論文で深められた概念を指している。
母親という魔法の杖をつかう魔法使いとして喩えられる。幼児期にはだれにでもあるものだが、1から3歳で第一次反抗期が始まり、通常は消えていく。母親からの精神的に自立して外の世界に興味を持つようになれる。母親以外の人に安心感と信頼感を向けられる人物の助けが必要で、一般的には父親の役割が重要である。
社会で働くことができないので、気分がうつになる若者がもつ自信過多を幼児的万能感という。失敗を他人のせいにして自分には能力が十分あるが今はやらないというモラトリアムをひきずる状態で表われる。近年のニートはその典型である。また、妻に「私はあなたのお母さんじゃないのよ」といわれる夫もその一例である。
結婚という視点では、社会に適応した男性をパートナーに選ぶことが、大切である。
自分の結婚生活だけでなく、自分の子供の教育、精神的な支えなど男性の役割は大きい。女性が男性を見極めるときのキーワードが幼児的万能感でない男ということになるだろう。いつまでも幼児性を引きずっていない男性に早くなりたいと思った。
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お前たち非モテはこういうことを思っていない?