2009-02-16

幼児的万能感

現実的な自己過信を言い換えたものが幼児的万能感である。

「万能感(Feeling of omnipotence)」でジークムンド・フロイトが「思考の全能」として示したもの。その後1913年にシャーンドル・フィレンフィによって発表された論文で深められた概念を指している。

母親という魔法の杖をつかう魔法使いとして喩えられる。幼児期にはだれにでもあるものだが、1から3歳で第一次反抗期が始まり、通常は消えていく。母親からの精神的に自立して外の世界に興味を持つようになれる。母親以外の人に安心感と信頼感を向けられる人物の助けが必要で、一般的には父親の役割が重要である。

●不適応による抑うつ幼児的万能感の関係

社会で働くことができないので、気分がうつになる若者がもつ自信過多を幼児的万能感という。失敗を他人のせいにして自分には能力が十分あるが今はやらないというモラトリアムをひきずる状態で表われる。近年のニートはその典型である。また、妻に「私はあなたのお母さんじゃないのよ」といわれる夫もその一例である。

結婚という視点では、社会適応した男性パートナーに選ぶことが、大切である。

自分結婚生活だけでなく、自分子供教育精神的な支えなど男性の役割は大きい。女性男性を見極めるときのキーワード幼児的万能感でない男ということになるだろう。いつまでも幼児性を引きずっていない男性に早くなりたいと思った。

http://blog.goo.ne.jp/inoueyosui/e/da5c5d2b3d63ce419877995d552c7fed

お前たち非モテはこういうことを思っていない?

現実容姿がさえなくてもてないのに、実は素晴らしいと思っていたりとか・・・

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