http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20090116/p2
というのが話題にあがっていた。
実は、昨日行った某企業の説明会のグループディスカッションでも、同じような話が出てきた。
ある婚約者(L美とB男)、その妻に思いを寄せる男性(S郎)、資産家(M夫)、そして関係の無い若者(H男)。
L美とB男は川の向かい側にそれぞれ住んでいて、彼らは普段橋を渡って会っていた。
二人は将来結婚するはずの幸せな婚約者同士だったのだが・・・ある日突然台風が川を襲い、橋を壊してしまった。
橋が修復するのにどれくらい時間がかかるのかは分からない。数週間後かもしれないし、数か月後かもしれない。
橋が壊れてしまったので、L美がB男に会いに行くには船を出して捜索するしかないが、L美には船をつくる能力もなければ、船を所持していない。
そこで二人が助け舟を出した。一人はM夫だった。
M夫「船ならすぐに出せるよ。ただ、100万円を渡してくれなければそれは無理だね」
彼は資産家だったのだが、渋チン野郎でもあったのだ。L美はそれを断った。
L美はもう一人の男性、S郎に頼んだ。「船を出してください。B男に会いたいのです」と。
S郎は直すと言った。だが、条件をつけた。その条件とはS夫と一夜限りの関係を持つこと。
「あなたのことがずっと好きでした。あなたに婚約者がいることも知っています。一夜だけでもいいんです」
L美は結局、S郎と関係を持った。S郎は約束を守り、船を出した。
向こう岸についたB男は驚いた。「何で君がここにいるんだ」と。
L美は夫に、B男に会うため、船を出してもらうために男性と関係を持ってしまったことを告白した。
B男はL美を許さなかった。不貞であると。B男はL美との婚約を破棄した。
すべてを見守っていたH男はL美にこう言った。
「あなたはとても正直な方です。B男に嘘をつくことができたのに、それをしなかった。そんな正直なあなたのことが好きです」
本筋はだいちょっと違う部分もあるが
・最後の人がおじいさんではなかった
・無人島ではなく、川が出てくる
他はだいたい同じだろう。
・船が出てくる
・船を出すために、女が関係を持つ
・すべてを見守る人(関係ない人)が出てくる
さて、誰が一番悪いのか?
…というのはどうでもよくて、「何を重視するかによって、物事の価値は変わってくる」
ということを言いたかったらしい。
・L美-LOVE 企業愛、会社愛とかそういう愛なんだろうか?
・M夫-MONEY 金はやっぱり重要ですよねー。金がないと企業が成り立たない
・S郎-SEX 不倫愛とかセクハラ的な要素は会社にとってもマイナスなんじゃないんですかね
・H男-HUMANITY 「人間を大切にする」「お客様第一」的な要素なのだろう
・B男-BUSINESS 合理的判断をするのがビジネス、という意味合いなんだろうか
多少こじつけっぽい感じもするし、何だか「疑似科学的」なそういう気持ち悪さすら感じた。
さらに、はてブのコメントでも書いたが、キャラクターの名前がM夫だったから
「こいつ、マゾ野郎なのか?」という事が気になっていて質問やディスカッションに全然集中出来なかった。
以上、とりとめも無い話でしたとさ。チャンチャン。
俺が思うに一連のこの話は 無駄に高い貞操観は不幸を招くぞってことだと思うのよね 登場人物に高い貞操観があるから不貞が苦渋の決断として成り立つわけで もしこれが貞操観の薄い夫...