2008-12-22

http://d.hatena.ne.jp/RPM/20081221/1229795440

「失敗して当たり前」な有料Webサービスの条件への思考

失敗するのは理由がある。(と思う)

 成功し、現存してるサービスをいくつか例に挙げて思考。

これらのてんでバラバラでジャンル違いなサービスの共通部分の基本。

  1. 他の利用者とコミュニケーションが取れる事。
  2. 情報ごとのランク付けとソートが出来る構造
  3. ユーザビリティへの配慮。

大前提となる基本的な快適さ+更に快適になる課金サービスという構造が基本。

 需要があれば後は早い物勝ちで、2chニコニコのように真っ先にユーザーに有利な仕組みを構築すれば勝つ。

ニコニコ動画の流れるコメント機能のような、潜在的な需要を探し出せば、後出しジャンケンでも勝利出来る見込みはある。

まず、何かをコミュニケーション可能な場を提供する事で会員になってもらい、課金サービスへの敷居を下げる。

その上で有料で有益なサービスを展開するのが常套手段

上記に上げたサービスコミュニケーション無料だが、会員登録が必要。

価格.comは、閲覧は無料だが商品についてのコミュニケーションには会員登録が必要。

会員登録は課金への敷居を下げると同時、個人の識別手段である。

他にもpixiv等があるが、これは広告だけで儲けが出てるのかどうかは知らないがどうにかなってる様子。

コレも大前提となる快適さの仕組みは同じで、他者の描いた絵をランク付けしてコメント付けられる機能がウケた。

画像は探そうと思えばGoogle等の検索エンジンをぐぐっていけば検索可能。

pixivの場合は情報ランク付けやコメントを付ける事で新たな価値が付随したと言っていいと思う。

作品発表の場を求める潜在的ニーズを探し出したのである。

情報は集約する事で新たな価値を見出せるという事だ。

2chモリタポで見れる過去ログがそれを証明している。

2chの場合も、コメント数というランク付けとソート、利用者同士のコミュニケーションが可能。

その他、縛り過ぎと、戦略無さ過ぎの件

 サービスには流行があるので、上記の中には廃れるサービスも当然ある。

例えばmixiは最初にメールアドレス個人情報等を収拾する為に作られた節がある。

友達伝いに加入権利取得する仕組みやら何やら、色々な要因で匿名性が維持出来ないのも面倒臭い。

似たようなサービスでもっと使い勝手が良い物はいくらでもあるので需要分散を起こしたのだと思う。

一時期携帯電話メールアドレスでしか登録できない次期があったのも、mixiあざとさを強調していると思う。

今は解除されたとかされてないとか聞いたが興味が無いので知らない。

とりあえずユーザービリティへの配慮は怠るなという事。

カフェスタアバターについても後出しで思考。

服装等にリアルマネーが必要な仕組みは基本プレイ無料課金ゲームではよくある話。

そのサービス以外で他に質の良いサービスがある場合、そこにお金を貢いでくれる人はごく僅か。

人間の見栄や欲求を刺激しないサービスを提供しても上手く行かないようだ。

良く見れば失敗しそうなサービスと成功しそうなサービスは見分けられる。

その環境が快適か不快か、維持費と利益釣りあってるか。

基本的な快適さを守ってない現行サービスを総ざらいすれば、後出し参入でお金が取れるサービスを作り出す事は十分可能。

ただし、基本的な快適さを守っておらず、維持費と利益釣りあって無い構造なら当たり前にそのサービスは潰れる。

しかも現状のサービス全てを列挙した挙句にこの思考が結論に至ったとしても、

やる気、人間力、資金力の無い人間には何も出来ない。

つまり考えるだけ無駄である。(うわぁ無駄時間使っちゃった。

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