「失敗して当たり前」な有料Webサービスの条件への思考
成功し、現存してるサービスをいくつか例に挙げて思考。
これらのてんでバラバラでジャンル違いなサービスの共通部分の基本。
需要があれば後は早い物勝ちで、2chやニコニコのように真っ先にユーザーに有利な仕組みを構築すれば勝つ。
ニコニコ動画の流れるコメント機能のような、潜在的な需要を探し出せば、後出しジャンケンでも勝利出来る見込みはある。
まず、何かをコミュニケーション可能な場を提供する事で会員になってもらい、課金サービスへの敷居を下げる。
上記に上げたサービスはコミュニケーションは無料だが、会員登録が必要。
価格.comは、閲覧は無料だが商品についてのコミュニケーションには会員登録が必要。
会員登録は課金への敷居を下げると同時、個人の識別手段である。
他にもpixiv等があるが、これは広告だけで儲けが出てるのかどうかは知らないがどうにかなってる様子。
コレも大前提となる快適さの仕組みは同じで、他者の描いた絵をランク付けしてコメント付けられる機能がウケた。
画像は探そうと思えばGoogle等の検索エンジンをぐぐっていけば検索可能。
pixivの場合は情報のランク付けやコメントを付ける事で新たな価値が付随したと言っていいと思う。
2chの場合も、コメント数というランク付けとソート、利用者同士のコミュニケーションが可能。
サービスには流行があるので、上記の中には廃れるサービスも当然ある。
例えばmixiは最初にメールアドレスや個人情報等を収拾する為に作られた節がある。
友達伝いに加入権利取得する仕組みやら何やら、色々な要因で匿名性が維持出来ないのも面倒臭い。
似たようなサービスでもっと使い勝手が良い物はいくらでもあるので需要分散を起こしたのだと思う。
一時期携帯電話のメールアドレスでしか登録できない次期があったのも、mixiあざとさを強調していると思う。
今は解除されたとかされてないとか聞いたが興味が無いので知らない。
とりあえずユーザービリティへの配慮は怠るなという事。
服装等にリアルマネーが必要な仕組みは基本プレイ無料課金ゲームではよくある話。
そのサービス以外で他に質の良いサービスがある場合、そこにお金を貢いでくれる人はごく僅か。
人間の見栄や欲求を刺激しないサービスを提供しても上手く行かないようだ。
良く見れば失敗しそうなサービスと成功しそうなサービスは見分けられる。
基本的な快適さを守ってない現行サービスを総ざらいすれば、後出し参入でお金が取れるサービスを作り出す事は十分可能。
ただし、基本的な快適さを守っておらず、維持費と利益が釣りあって無い構造なら当たり前にそのサービスは潰れる。
しかも現状のサービス全てを列挙した挙句にこの思考が結論に至ったとしても、