まず基礎教養のない一年生が具体的に決められるような研究内容というのはよっぽどわかりやすいものなので,研究としてはそんなに…という場合が多い(そうとも限らない場合も化学系の場合はあるが,物理・情報系だとまぁほとんどない)。また学科の成績と研究はある程度関係がある場合もあるが,多くの場合適性に関してはそれほど関係がない。さすがに基礎知識がなければきついものはあるが,しかし研究する内容を深く突っ込んでいけばたとえ学部時代の教養が足りなかったとしてもそのうち身についてくる。テストの点数を取る技術と研究する能力とは別物だ。
卒論がうまくいかないのは,あくまでも卒論という範囲内でいえば,指導教官なり指導をしている学生なりに問題がある。卒論生に研究を一人でやらせるような研究室があったとしたらそれは研究室に問題がある。彼が周りの人にきちんと相談できなかったとしたら彼にも問題があるが,しかしそういう人間性の未熟さも含めて面倒を見れない周囲に問題がある。修士は研究の練習だ。卒論はさらにその前,手とり足とりやり方を教えてもらいながら形にしていくという訓練だ。その訓練がきちんとできないのは,訓練をしている方ではなく,指導している方に問題があるからだ。
亀レスだが、研究室での研究活動というのは、人と人のつながりの中で先輩から研究のやり方を教わったり、
閉鎖的な人間関係の中で一日の大半を過ごしたりと、むしろ企業での実務に近い要素が大きいように思える。
受験勉強や学部の勉強など、狭い意味での「勉強」とは全く異質の世界だ。
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おい、元気ですか。あなたが逝って1年が経ちました。こちらは変わりありません。あなたのご家族がお元気かどうか知るすべがないのが少し気がかりです。こちらは変わりありません。 ...