2008-01-08

司法試験の難しさ

笑わせないでくれよ!

ハッキリ言って司法試験なんて君たちに受かる代物ではないのだよ!

1つのデータを示してあげましょう!

東京大学法学部日本一の難関学部だが、ここの卒業生合格率を知っているのかい?

8%! たったの8%なのですよ!

つまり、日本一の難関学部を卒業した彼らですら、「血のにじむような」努力を「何年も何年も」続けて受験した結果が「8%」なのですよ!

9割以上の受験生が「落ちる」!

予備校側は自分たちに不利な情報は決して公開することはないだろう!

けれどもかれらは知っているのだ!

自校の講座受講生何万人のうちの数%しか合格できないという歴然とした事実を!

数年に及ぶ受験生活で失うお金は数十万という単位では済むまい。

平均数百万円、人によっては一千万円近くになるかもしれない。

司法試験は、東大早慶などの有名大学の受験生のほうが「泥沼」にはまりやすいと聞く。

なまじ「自分は頭がよい」「自分はエリートである」などと思い込んであるため、

こと「勉強」の分野において「死ぬほど」努力したのに結果が出せないことが信じられないのである。

だが「司法試験」は君たちが今まで突破してきた試験とは、こと「試験」という名称こそ

同じであるが、まったく次元の違う世界なのである!

「自分でも受かるかもしれない」などと安易に考えて受験したものは、その難しさに愕然とするだろう!

考えても見て欲しい。裁判で「死刑」か「無期懲役」かは大きな違いであるが、極論すれば弁護士の腕1つでどちらにでも転び得るのである!

いわば、法曹三者は「人の生死」を決めるものであると言えるのである!

「人の生死」を決められるのは本来は「神様」だけ!

言い換えれば、法曹三者は「人間でありながら、限りなく神に近い能力を持った者」だけがなれるのである!難しくて当然!

私などからすると最近資格ブームで受験生が急増しているのが不思議ですらある!

能力のない奴等は「宅建」で十分!

こうした発言に不快感を感じて感情的になる者は「学力」だけでなく、法曹になるための「適性」もない。

弁護士になれば「ヤ○ザ」を相手にキッタハッタの交渉をしなければならないことも多い。

忍耐力も必要であろうし、肝っ玉も必要であろう。相手は大声で口汚なくののしることも

あるかもしれない。

わざと頭にくることを言って相手を感情的にさせ、交渉を有利に進めようとするかもしれない。

そんな時にいちいち感情的になっていて「いい仕事」などできるものか!

今からでも遅くはないので「司法試験受験」は考え直すことを薦める。

「友人として」・ ・ ・ 。

受験していいのは「神様」になれる「学力」と「適正」を持ったものだけなのである!

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