2008-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20080102114732

政府による介入が金持ち貧乏人との間にある。

これは金持ち権力を持つのが社会秩序の乱れになると日本では考えられているからだ。

地方の名士や豪族なんかが衰退したのも戦後政府戦略が公を奏したからだろう。

ただ、金持ちはそれだと納得しない。

なぜ俺が納めた金をおまえがさも自分のものかのように分配するのだと。

しかもその用途に納得がいかないことが増えてきた。

寄付する側がある程度の裁量をもって所得の再分配を行うべき。

富の再分配と税の公平性を混同するのはおかしいのではないか?

同じだけの税を払っていないのならフリーライドがどうこういうのならわかるが、

”なぜ”フリーライドなどと非難されなければならないのだろうか?

レストランで同じ食事をして各自たべたものの分を支払しようと割り勘の時に、

金持ちや年配者が多く払う道義的責任はあるかもしれないが、

食ってるものが同じなのにおごってもらってあたりまえなどという風潮は断じて許し難い。

金持ちが多く支払わないと割り勘の額が多くなるから?

でもあなただって、その分食っただろ?

おごってくれないのだったもっと質素なレストランにいけばよかった!!

もしそういうことをいいたいのだとしたら、それって、どんだけ浅ましい連中だよ・・・。

金持ちは金もってるんだから金をよこしてあたりまえだ!などという考え方は人々から働く意欲と意図を奪う。

それが悪いとも思わないがそれは社会主義共産主義だ。

全員が役人かのように国に奉仕するという形態は、現代の社会ではあまり成功していない。

かつての中国北朝鮮ロシアのように飯の時には前に仕事の時には後ろにいく人々だけになる。

公平性を唄う理想を語るだけならそれでもよいがそれを現実オペレーションは、

現段階では時期ではないし、”実験”をするには日本という社会は成熟しすぎている。

日本は現段階では資本主義国家だ。

金持ち貧乏人も寄付による控除という機会の平等は与えられている。

ただ日本の税は累進課税だ。これは公平でもなんでもない。

多く稼いだ奴から多くとる仕組みだ。

多く稼ぐためには経費が必要となる。

会社には経費というものが認められている。

大きな設備を買えば複数年にわたり償却する必要がある。

寄付を人材育成のための設備投資経費と考えることがなぜできないのか?

年収が400万の人と、年収が1億とんで400万の人がいたとする。

実際、相続などで相続税などが払えず土地を売却すればこれくらいになる事もあるだろう。

現実的な数字だ。

年収400万の人は100万程度の税金を納めるだけで済む。

年収が1億とんで400万の人の税金はいくらだろう?3500万程度か?

いや、前年度の収入から住民税などは計算されるので翌年も相応に税がかかる。

翌年の年収が400万だったらどうなる? 税金払えるか?

黙ってても徴収されてしまうのだったらどでんと地元なりに寄付して今年の年収を下げたほうが、

地元のためにもなるし、自分の身近な人たちのためにもなる。

そういう行為をする人を捕まえて君はフリーライドだというのかい?

あいつが山梨寄付しなければ、高知に割り振られる地方公布がもっちょっとあったのに!みたいに??

なんて夢をみた。

ま、貧乏人なのでどうでもいい。

でも金持ちになったときにこんな寄進の求められ方したら頭きちゃうな。

記事への反応 -
  • しかし、その金をどう使うかという点に関しては、少しも簡単になったように感じられないのです。寄付控除は相変わらず厳しく、そして寄付先として認められている団体はお役所の息が...

    • 政府による介入が金持ちと貧乏人との間にある。 これは金持ちが権力を持つのが社会秩序の乱れになると日本では考えられているからだ。 地方の名士や豪族なんかが衰退したのも戦後の...

    • そもそも本来は政府だって福祉とか公共の利益のためにあるんだから別にNGOとかに寄付したからといって減税してたら相殺されてしまうよな。 信用できない役人に任せず公共の利益のた...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん