2007-04-14

mixiの今後の行方

http://d.hatena.ne.jp/Paul3/

上記エントリ、非常に良く書けていると思う。

というより、一般的なmixiユーザの声を代弁しているというか、ビジネスモデルに当てはめて、mixiの今後の期待値を分析してみれば当然といった結果か。

mixi最近意味の分からない新企画サービスを眺めていても、決して中毒になるような魅力は感じられないし、mixiは一体何を求めているのか意図が不明である。

そもそも、mixiが一番苦手としているというか、致命的なくらいド下手な分野は、企画の「見せ方」であると思う。

広告クライアントや、UIの崩れを嫌ってか、新しいサービスリリースしても、ろくにPRさえしない。

mixiユーザならご存知だと思うが、ログインして赤字でメッセージなり、日記の新しいコメントなり、が表示される一行上のところに、太字でなんらかのリリース情報が随時現れているのだが、mixiがどんなに気合いを入れて作った機能でも、あそこにちょこんと「○○○をリリースしました」という一言で終わってしまう。

他には特に宣伝もしないで放置しているし、実際、ユーザの中ではミクドラや、漫画雑誌とのコラボや、化粧品メーカーとのコラボ企画なんて知らないのではないだろうか。(化粧品に限っては筆者も今日コンビニではじめて知った)

肯定的にmixiサービスを把捉してみると、音楽SNSや、アカウント個体ではなくコミュニティSNSとしての機能、バイラルマーケティングへと繋がる物販サービスへと移行するコンテンツの試み等、mixiの目指しているものは決して目新しくは無いけれども、わりかし悪いセンスはしていない筈なのだが・・・。

1000万ユーザ数が目前に迫ってきた現在mixiはどう動いていくのだろうか。

SNSインフラとしての基盤はがっちり掴んだ中、今後この巨大なマーケティングガジェットをどのように活かすかがこの先の見ものだ。

せっかくだから、泡と散るにしてもハデハデしくやって見せて欲しい。5年後あたりに、「そういえばあんなのあったよね」、「なんで睡眠時間も削って日記なんて書いてたんだろう、バカみたい」なんて扱いをされるより、ライブドアよろしく、とことんやりたい放題突き進んで欲しい。

今欠けているのは、mixi社としてのポリシーなのだから。

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