「神は存在する」ことは証明を越えた信仰の領域に属する。ならば「神がいない」こともまた証明を越えているというべきだ。いないことが証明できるなら、「いるかいないか」は証明の領域に属することになるわけだから。
つまり「無神論者」もまた信仰の輩であり、【宗教的人間】たることを免れなどしない、というのが一般的に考えた場合の論理的帰結。
さて、それを踏まえれば
結果を見れば明らかなのに、いまだに一神教を信じる人は、戦争に加担してるも同義だとおもう。正義の為に信仰を捨てるべきだと思う。どうか信仰を捨ててください。あなた方の宗教が争いを生んで迷惑なんです。
それは立派に宗教的主張であり、争いの元になります。
つまりこの人の立場は「有神論的宗教無用論信者 無教会派」ということですね。
自分が一方的な信仰で、全ての宗教者に喧嘩を売りまくっておいて「私は宗教を否定する。その根拠は、それが争いの元になるからだ」とのたまうとは、なかなか飛び抜けた思考の持ち主ですが、少なくともその立場を論理的とか科学的とか主張しないで頂けると幸いです。もしご自分を論理的だとか科学的だと主張なさるなら、自分の主張の矛盾に真っ先に気付いて下さい。
http://anond.hatelabo.jp/20070315211335
ちなみに私は、「有神論的宗教非標榜主義 教会寛容派」です。論理や科学以外の世界、つまり他人の信仰の世界に口だしするのは不幸の元だと思ってます。その意味で、確かに『不寛容な宗教などこの世になければいいのになあ』とは思ってますが、それを口に出した瞬間、それはブーメランになると心がけるべきだと思っております。