2007-01-17

昔の2ch

今と同じように誹謗中傷が溢れてたわけだけど、世間様から見放されたがゆえに、自分も世間様に相手にされないと思っている被差別者(もしくは表面上は社会生活に適応している偽装被差別者)の巣窟だったから、どんなに書き込みをしようが私もあんたも鬱憤晴らしにたわごと書いてるんでしょというコンセンサスの上に書き込まれてた。PCスキル修行してレベルアップしていることが尊敬対象だったから、PCスキルの無い初心者馬鹿にされるのは当然という風潮だった。だから掲示板に漂うそんな雰囲気に馴染めない非被差別者はドン引きして二度と寄り付かない。住み分けができてたんだよね。そして2chでどんなことが書かれようと、世間様の商品の購買層は2chと無関係に動いてたから、被差別者どうしがスレの中で殺伐と馴れ合ってというのがある程度許容されてきた思う。

アナログモデム時代が終わり禿!BB無駄な販促活動のお陰で常時接続回線が普及しはじめ、面白Flashとか電車男とかで2ch存在を知り物見遊山気分で始めた一般人やら学校ネットをはじめた低年齢層やらが、2chに流入してきてカジュアル化(オシャレ化といってもいいかもしれない)が始まった。昔のような被差別くねくねコンセンサスが、圧倒的な数のカジュアルユーザ(=世間様の商品の購買層)の流入によって失われてしまった。それにもかかわらず、昔のように叩いて叩かれてっていう誹謗中傷文化だけはカジュアルユーザにも引き継がれた。だから元旦全国紙の1面に2chの名前が出るくらいに世間様が黙っていられなくなったんだろうなと。

時代の流れとともにこういったユーザ層が変化してきたことが、今の2chがらみの騒動の主因だと思う。

  • 雑談系(ν速、VIPとか)がカジュアル化の急先鋒だろう。 専門板はまだ古い雰囲気が残っている。住人がなにかしらのオタク(=世間様に相手にされないと思っている被差別者)だからか。

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