こないだ久しぶりに牛トラックを見たのよ
牛トラックっていうのはね、屠殺場に連れてくために牛を(生きたまま)積んでるトラックのことね。運転手がね、コンビニに寄ってたから
でね、近づくと中の牛がどうにかこっちに顔を近づけようとするわけ。毛並み良かったよ、大切に育てされてたんだねぇ。
それでね、ずっと前のことを思い出したんだ
いつもその牛の前を通って帰ってたんさ
で、一匹の牛に「財務省」って名前を付けてた、け。友達と勝手に
財務省はまぁ立派な牛だったよ
牧場主の人からは聞けなかったけど、毛並みからして高そうだったし、でかいからね
んでもね、ある日財務省がいた小屋が空になっていたんだよ。次の日もその次の日も財務省は現れなかった。そんで1週間ぐらい経ってやっと財務省が解体されちゃったことを理解したんだよ
懐かしいなぁ
財務省は誰に食べられたんだろう
悲しくなるようなことは止めなさいってこった