【食べたものの大部分は『大』ではなく『小』になる】
まず第一に、食べ物の重量の半分以上は水分である。
生だと肉でも6、7割、野菜だと8、9割が水分である。
調理によっていくらか蒸発するとしても、ほとんどは水分である。
これらは小腸および大腸によって吸収され、『小』になる。
第二に、カロリー消費された三大栄養素も水になる。
カロリー源とは即ち炭素である。
三大栄養素の中の炭素は、呼吸によって酸素と置き換えられ空気中に放出される。
人体には、炭素鎖-CH2-の炭素を酸素で置き換えたH2Oが残る。
炭水化物も、脂質も、そして実は蛋白質の大部分も、こうやって消費されて水になる。
これは勿論『小』として排出される。
よって、一般的なイメージと違って、食べたものの大部分は、正しく消化された場合『大』にはならない。
『大』の重量のほぼ全ては、腸内で増殖した細菌の死骸などである。
不思議な感じだけど、本当の話。
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