2022-11-15

ブレイナード副議長、「近く」利上げペース減速する可能性に言及

米連邦準備制度理事会FRB)のブレイナード副議長は14日、米金融当局が利上げ幅を小さくする時期が近くやってくるとの見解を示した。一方で利上げを停止する用意はまだないことも強調した。

  ブレイナード氏はブルームバーグワシントン支局で行われたイベントで、「恐らく利上げペース減速への移行が近く適切になるだろう」と発言。その上で「われわれは多くのことを行ってきたが、追加でしなければならないことがある。強調すべき真に重要なことはそれだ」と述べた。

  ブレイナード氏は「累積的な引き締めが浸透するまでにはいくらか時間がかかるだろう」とし、「そのため、インフレを徐々に低下させるような抑制を確実に続けつつ、より慎重かつ一段とデータ依存したペースに移行することは理にかなっている」と続けた。

  インフレ動向については「直近のCPI統計数字は、われわれが重視するコアPC指標も若干低下している可能性を示唆する」とし、「それは歓迎すべきことだ」と語った。

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