ブルームバーグ等に毎日目を通して市場の雰囲気を感じつつ、チャートの形状/ローソク足/出来高/移動平均線等で、その雰囲気が数字にどう反映されているかを確認していると、市場の天井圏と底値圏はだいたい見当がつく。天井圏と底値圏がざっくり分かるなら、底値圏では多めに買って、天井圏では少なくとも一部を利確する動きが出来る、と思う。
私はコロナショックの直前から暗号通貨への投機を皮切りに株式投資も勉強するようになったが、その初心者をして、アメリカの金融緩和→利上げの流れで相場が上昇→下降となる流れはかなり読みやすい展開だった。今回の天井圏では、利上げに転じるだろうという情報がさんざん報道された後、チャートのほうでは価格は上がるのに出来高が萎んでいく怪しい動きがあって、その後にドスンと来た。
なので、経済紙に目を通して、チャートを眺める程度の習慣があれば、脳死で積み立てるよりも、もう少し上手に立ち回れると私は考えている。