小学生の頃「宝物とは「命」だ。夕焼けを見れるのも生命があってのこと。死んだらもう夕焼けが見れないという話なんだ」
中高生の頃「宝物とは「秘密」だ。自分だけがあの夕焼けの美しさを知っているのではないかという気持ちが夕焼けを宝物にしているんだ」
大学生の頃「宝物とは「気持ち」だ。自分があれを宝物だと思っていればそれが宝物になるんだ」
新社会人の頃「宝物なんてないんだ。自分だけの宝物があって欲しいという願望があれを宝物だと言わせたんだ。言ってしまえば「アイデンティティ」こそが宝物なんだ」
目が悪くなってきた頃「宝物とは「体」だったんだ。目がちゃんと見えなければ夕焼けは見えない。そもそも山道だって歩けない」
NOW「宝物とは「感受性」だ。夕焼けを見て美しいと思えるような感覚を持っていることこそが宝だったんだ」
何度でも噛めるガムかなんかか?
教科書に選ばれるだけあるわ。