仮に事前確率1%の場合、感度70%特異度99%の検査で陽性だと事後確率は41.4%半分以上間違いです。陽性でも感度は関係あるのです。いいですか。疑ってない無症状の人にコロナPcRしちゃダメですよ。— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) April 25, 2020
誰が感染してるのか分からない……そこで全員検査することにする。
その中で、検査結果は、陽性と陰性に二通りが出てくる。
つまり、
\ | 陽性 | 陰性 |
---|---|---|
感染者 | 感染者かつ陽性(=真陽性) | 感染者かつ陰性(=偽陰性) |
非感染者 | 非感染者かつ陽性(=偽陽性) | 非感染者かつ陰性(=真陰性) |
の4パターンが出てくる。
ここに10000人居るとすると、1%の100人が感染者とわかっている。
感染者100人のうち、70%の70人が陽性(=真陽性)とされ、残り30%の30人は陰性(=偽陰性)とされる。
特異度……非感染者かつ陰性の判定の出る割合……99%なので、
非感染者9900人のうち、99%の9801人が陰性(=真陰性)とされ、残り1%の99人が陽性(=偽陽性)とされる。
\ | 陽性が出た数(人) | 陰性が出た数(人) | 合計(人) |
---|---|---|---|
感染者数(人) | 70 | 30 | 100 |
非感染者数(人) | 99 | 9801 | 9900 |
合計(人) | 169 | 9831 | 10000 |
検査後、陽性が出た合計人数は70 + 99 = 169人。