国立がん研究センターなどのグループは「低学歴ほど自殺しやすい」との研究結果を発表した。
調査の対象となったのは男女4万人以上、22年の追跡調査によって明らかになった。
男性の場合、中卒者の方が大卒者に比べて約5割ほど自殺しやすいという大きな開きが出る結果となった。
女性の場合は中卒者に比べ高卒者の方が約5割自殺しやすいことが分かった。
欧米でもすでに同様の調査結果が出ており、改めて日本でも「学歴が低い人は自殺しやすい」という調査結果が出た形である。
研究は日本疫学会誌「Journal of Epidemiology」に報告されている。