実はイギリスの国民投票、法的な拘束力はない。
例えば日本の場合、憲法改正の場合は国民投票が必要なことになっているが、それ以外の場面では法的な拘束力はない。
イギリスに至っては、なにもない。
揉めたら国民投票で決めるっていうのなら、議会なんかいらんだろって話だ。
何事も、基本は下院で決める。
もちろん、法的拘束力はなくても、無視はできない。
EU脱退は議会でも承認されるだろう。
しかし、ハードランディングにはならないと思う。
脱退するにしても、EUと貿易協定は結ぶわけで。
EUとイギリスの力関係にもよるだろうが、間違いなく移民を受け入れも、関税の撤廃も、相当なレベルで盛り込まれるだろうし。
例えるならTPPに入るか、個別にFTAを結ぶか、そのくらいの違いだろう。
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