常温常圧で水に溶解できる水素分子(H2)は約0.8 mM(1.6 ppm)です。H2は生体内では大腸内の腸内細菌により常時生産されています。腸内細菌で生産されたH2は呼気として体外に排出され、また他のガスと一緒になり肛門から排出されます。溶存H2水を飲んだ場合、主としてH2は胃に隣接した組織や臓器に拡散されます。しかし、一部のH2は消化管から吸収され、血液を介して全身に循環され、最終的には呼気として排泄されると推察されます。当社では、ラットに各種投与経路(経口投与、腹腔内投与、静脈内投与、ガス吸入)でH2水(1.25~5 ppm)またはH2ガス(1~4 %)を投与した場合の詳しい組織内濃度を調べました(Liu Cら, 2014)。その結果、H2の組織内濃度は大部分の組織でH2の濃度に依存して高くなることが分かりました。しかし、図1-2に示しますように投与方法によって高濃度に分布する組織が異なりますので、対象とする臓器や疾患に最も適した投与方法を選択する必要があることも同時に分かりました。
うむ。やはり水素水飲むより一円玉と十円玉をくっつけたものをおでこにでも貼ってたほうが分子水素が発生するやな。