2015-09-28

私は結局は何かの顔色をうかがう優等生

上下関係を尊ぶべきだと教えられ、大人の言うことに素直に従い

主張のある人間であるべきと言われれば、適当なそれっぽい主張を見繕い

生真面目で芯のある主人公物語を読んでみては、無骨で誠実な生き方を良しとし

嘘や騙し合いの青年漫画を読めば、斜に構えた態度をとる

結局自分なんてどこにもない

子供の頃は大人の顔色をうかがってるだけの

大人になれば世間の顔色をうかがってるだけの

まらない良い子なのだ

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